第32期(2014年度)の東部地区会
今期の東部地区会運営規定、三役選出規定および
今期の各委員会の活動方針です。
是非ご参加下さい。
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東部地区会運営規定
三役選出規定
2014年度活動方針
組織図
委員会活動方針
労働労務委員会
社員共育委員会
未来創造委員会
親睦委員会
リーダーづくり委員会
広報委員会
第19回3月度企業訪問
第19回3月度企業訪問
日時 2012年3月27日(火)午前10時~
場所 株式会社 アートエンディング 越谷駅前斎場
3月度は越谷駅から一番近い斎場、アートエンディングさんの《越谷駅前斎場》にお邪魔して西本社長にお話を伺いました。
今年、起業7年目にして、新卒2名を迎えられ、4月には筑波支店を出店されるなど順調な業務拡大を遂げるアートエンディングさんの秘密に迫ります!
斎場横の事務所に上がっていくと、welcomeボードが・・・
さすが[究極のサービス業]と社長がおっしゃるおもてなしの心が随所にちりばめられています。
「同友会の皆様 お疲れ様です」 メッセージとともに手書きのイラストまで♪
事務所横の打ち合わせ会場にてお話を伺いました。
西本社長の快活なお話ぶりにあっという間に皆が引き込まれてしまいました。
〔まずは起業のいきさつから・・・〕
西本社長のお父様は企業戦士としてご活躍中に激務で体調を崩され、脱サラ後、退職金を元手にフランチャイズで100円ショップを経営されていました。
サラリーマン時代のお父様の背中とその後、経営者としての背中を見比べて、「自分の責任で会社を経営していくおやじって格好良いな・・・」と、高校生の頃には、自分も事業をやりたい!という気持ちが芽生えていたそうです。
しかし、事業をやるとしても、【親御さんの跡を継ぐ】と云うことは考えず、将来の方向を決めるようなきっかけを見つけようと大学在学中、2年間の休学をして30カ国(!)を回られたそうです。そして、その経験を生かし貿易の仕事を始めます。
その後、大学卒業時は就職氷河期。同級生は「就職、就職」と躍起になって就職活動をしている中、世界を見てきた西本社長は日本の成功方程式【良い大学→良い会社に勤め→良い給料をもらって→良い家庭を築く】がバカらしくて見えて結局1社も就職活動せずに卒業したそうです。
しかし、一度目指した貿易の仕事は3.4年やっても生計を立てるまではいかず、このままやっていても20代の貴重な時間を浪費するだけではないか?と最後の賭に出ます。
それが【イラク】への訪問でした。
イラクは戦争が終わった直後で、まだ治安も安定せず、報道関係者でなければ入出国が出来ないほどの状況です。
イラクへの入国はヨルダン経由だったそうですが、
国境で≪イラクに入国後、何があってもヨルダン政府には迷惑をかけません。 すべてを自己責任で行動します≫という誓約書を書かないと入国できませんでした。
当時26歳の西本社長には重大な決断で、さすがにサインをするのをためらったそうです。
しかし、【ここで逃げたら俺の将来はないな・・・】とエイ!ヤーと誓約書にサインしてしまいます。
実際、移動中には盗賊(!)に遭うなど映画の撮影シーンかと思うような危険な状態を経験されているので、どれだけ勇気が要ったことでしょう!
「戦争は終わったので平和だ」という情報のもと入国したにもかかわらず、まだ掃討作戦中で、迫撃砲や銃弾が飛び交い、ホテルの中に流れ弾が飛んでくるほどドンパチやっていたそうです。
そんな中、友人のジャーナリストの紹介で政商の人たちと商談を重ねますが、どうにもあてにならない話ばかり。これでは貿易の話はまとまらないと判断し、残りの日程では色々異文化を見てみようと気持ちを切り替えます。
そして、そこで出会ったのが「お葬式」。
ドンパチまだ続いている状況ですので、葬儀は滞在中何度も見かける儀式でした。
イスラム教の葬儀は葬列を組んで墓場まで行って土葬をする。その時にコーランを歌ったり鉄砲を打っていたりと傍から見るとお祭りような・・・しかし、何とも神秘的な光景だったそうです。
まだ若い西本社長は葬儀に1度しか出席したことがなく、日本ではどのような葬儀が行われているのだろう?と帰国後すぐに具体的に調べていきました。
「傷心のご遺族のお気持ちを推し量りながらご遺族の求める最高の葬儀を提供していく」とてもやりがいのある究極のサービス業とわかり、すぐに独立のための修行をはじめました。
独立後のエリアバッティングを考え、あえて遠い江戸川区の葬儀屋さんへ約1年修行に行き、理想と思うお葬式のスタイルを提供するため越谷で起業されました。
〔創業期の苦労・・・〕
創業してから3年間は大変つらかったそうです。
一番最初に葬儀をやったのは、会社設立してから6ケ月後。
その間、色々な営業活動をしていたにも関わらず・・・です。
病院へ行ったり、チラシを1日に1500枚も走って手配りしたり・・・。
なけなしのお金をはたいてチラシを撒いても反響はほとんどなし。
ある時は、病院で亡くなる方が多いので、パジャマ姿の患者さんに変装して病棟へ侵入。
病院の公衆電話のタウンページに自社のチラシを貼り付ける・・・といった(今では笑い話になっているそうです。)びっくりするような営業手法も試されました。
しかし、そこまでしてもほとんど電話は鳴らず、たまの電話もお問い合わせ止まり。
売上が立たないまま経費はどんどんかさみます・・・
そして、起業して1年しない頃にある方のご紹介で同友会を知ることになります。
仲間の経営者から経営の様々な問題について、相談したり、苦労話を聞いたり、経営とはなんぞやといった議論を通し刺激を受けていきました。
〔成長の秘密・・・〕
既存の葬儀業とは違うやり方でないと勝負できないと考えた西本社長は、IT会社に派遣でお勤めになった経験を生かし、同業他社がまだまだインターネットの活用をしていない時期にホームページを自作で作り、充実させていきました。お客様の反応はチラシより良く、お問い合わせの内容をHPに即反映させていき、更にわかりやすいHPへと進化させていったのです。
今ではエリアごとカテゴリーごとにHPが100個位あるそうです。
HPが充実してからは業務は急拡大していき、人も雇い入れました。
既存の葬儀屋さんはエージェント業。様々な業者の仲介役となるため、外注を使えば使うほど費用もかさみがち。そこを、アートエンディングさんは〔内製化〕につとめ、低価格でありながらハイグレードなサービスを提供しています。
他の葬儀会社が、もし、アートエンディングさんの葬儀スタイルを真似しようとしても、面倒くさくてやれない、又は価格が合わない・・等、真似されない経営手法を確立されています。それは、創業当時から考え続けてきた〔仕組み〕です。
内製化には社員教育が不可欠ですが、創業以来7年間、時には厳しい指導があっても1人も辞めずに付いてきてくれているそうです。また、お客様からのクレームは未だに受けた事がないというのも、日頃の社員教育が行き届いている証拠でしょう。
今回お邪魔した打ち合わせ会場には、今まで葬儀をされた方のお位牌が安置された棚があったのですが、朝礼時には全従業員で手を合わせていらっしゃるそうです。葬儀を終えた後もご冥福をお祈りする姿勢に大変感銘を受けました。
〔斎場見学〕
なかなかじっくり見る機会などない斎場ですが、企業訪問の特権で色々覗かせていただきました。
故人のお好きな食べ物の形のろうそく 清潔で落ち着ける親族控室
お葬式にまつわるセミナーも開催!
筑波支店が4月に出来、将来的には関西にも支社を置いて展開していきたいという計画を伺いました。
更には海外進出も視野に入れていらっしゃいます。
創業当時は若さとやる気と向こうっ気の強さしかなかったと語る西本社長。
今は自社にしか出来ない葬儀のスタイルを確立され、社長が居なくても業務が回る組織を作りあげています。
〔日本一魅力的な会社にする〕ため社長の理想はとても高く、その理想に向かって今着実に足場を固めているといった印象でした。
西本社長、筑波支店準備にお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
また、アートエンディングのスタッフの皆様、お忙しい中ご協力をいただき誠にありがとうございました。
参加していただいた東部のみなさん、お疲れ様でした。
参加者 藤井毬子、尾島、黒田、宇野、青木(順不同、敬称略)
記録 広報委員 青木
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第18回1月度企業訪問
第18回1月度企業訪問
日時 2012年1月26日(木)午前10時~
場所 松野歯科医院
今回は、東部地区唯一の歯科医、松野歯科医院を訪問しました。
診療のお休みの木曜日に伺いました。
松野歯科は草加市青柳町にあります。
日差しがいっぱいに差し込む待合室で、お話をお聞きしました。
松野院長が、開業されたのは19年前。
その頃は、スーパーの前には必ず歯科医院があり、
大きなスーパーが目の前のあるこの場所がひと目で気に入られたそうです。
私は子供の頃から、歯医者さんが嫌いでした。
歯を削られたり、抜かれたり、痛い思い出だけはたくさんあります(笑)
松野歯科では、歯医者嫌いを無くし、痛くない関わりをこころがけています。
特に子供たちの治療には心を砕き、
治療後は子供と同じ目線に立ち、親御さんに説明するそうです。
治療に立ち会えなかった親御さんには、「デンタルノート」をつくり、
治療内容を理解してもらうようにしています。
「一生涯虫歯にしない!虫歯にならないように歯医者が関わる!」との思いを実現するために、「くまのみクラブ」も作りました。
待合室には、小さい子供用のコーナーもあり、おもちゃも用意されています。
クリスマスなどのイベントも実施しています。
いまの子供たちが羨ましい!
痛くない!そのうえ、楽しい歯医者さん!素敵です!
また予防歯科・審美歯科にも力をいれ、特別室を設けていらっしゃいます。
5年前に「ホワイトエッセンス」のフランチャイズに加盟されました。
治療から美容へ、患者から顧客へのシフトです。
保険診療の限界を感じ、保険外の割合をふやしていく戦略でもあります。
ホームページを活用され、どんな人が働いているのかを知ってもらうために、
スタッフが交代でブログを書かれているそうです。
スタッフは、医師の他に、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手のみなさん。
開業当時からおつとめのスタッフもいらっしゃいます。
スタッフが生き生きと安心して働ける職場、
結婚や出産を経ても長く勤められる環境を整えるように、
努力されています。
それは、「患者さんと深く付き合いのできる歯科」にしたいとの
院長の強い思いの表れです。
スキーツアーや新年会など、スタッフどうしの交流もさかんです。
小さい頃から手先が器用だった松野少年は、
ご両親から「歯医者になったら良いじゃない」と言われ続け、自然に歯医者になられたとの事。
独立ができることも大きな魅力だったそうです。
患者さんの喜びの声が1番うれしいと笑顔でおっしゃる松野院長。
ドリームプランプレゼンテーションの活動を通じて、
歯科医の側から発信して、理解を深めることにも熱心に取り組まれています。
昨年10月の「歯科ドリプラIN埼玉2011」では、実行委員長として活躍され、
盛会に導かれました。
松野先生のような歯医者さんが増えたら、
松野歯科医院のような歯科医院が増えたら、
もっと気軽に歯医者さんに行けそうです(笑)
競争の厳しい業界のなかで、19年間着実に歩んでこられたのは、
院長の患者やスタッフを思いやる温かなお人柄とともに、
経営への工夫と努力の賜物かと思われます。
松野院長からたくさんの学びをいただきました。
松野院長、休日にも関わらず、貴重なお話をありがとうございました。
参加していただいた東部のみなさん、お疲れ様でした。
参加者 澤石、藤井毬子、尾島、黒田、青木、宇野(順不同、敬称略)
記録 広報委員 宇野
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第17回11月度企業訪問
第17回11月度企業訪問
日時 2011年11月01日(火) 午前10時~
場所 株式会社 浅草製作所
11月の企業訪問では、今期東部地区会会長、薄井秀秋さんの春日部工場に
お邪魔いたしました。(浅草製作所は、越谷の東大沢にも本社をおもちです)
工場内に一歩足を踏み入れると普段あまり見ないような形の機械が沢山
ならんでいます。
どれもこれも興味深くて、ついつい見入ってしまいました。
全員揃ったところで記念撮影。
今回も沢山のかたに参加いただきました。
早速薄井さんにお話を伺います。
薄井さんは浅草製作所の2代目。越谷なのになぜ浅草?と思っておりまし
たら、名前の由来を説明してくださいました。
1代目(お父様)が最初に浅草の橋場で機械の修理をなさっていたのが前身。
ちょうど高度成長期だった日本には外国製の機械が沢山入ってきていましたが、
高価なので直して使うのが普通だったとのことです。
(もちろん今でも大切なことです)毎日いろいろな企業を回っているあいだに
「浅草の二人(もう一人の方がいらしたそうです)がきた」
といわれるようになったので、屋号のような意味で「浅草」とつけたそうです。
その後自動車部品の仕事をするようになり、
その流れで新規の機械(オーダーメード)も作るようになって今に至るそうです。
バブル期は作れば売れる、という時代でしたが、平成のバブル崩壊後は様子が
ガラリと変わりました。
まず国内が売れない。海外は日本たたきで売れない。
下降線にはなったけれどただ下がるのではなく、波が出るようになってきたのだとか。
これはまずいな、という時期に同じ地区会の中村(守)さんから物件のお話が。
悩んだそうですが、心をきめてこの春日部工場を購入。
大変な時期に素晴らしいご決断だったと思います。
(中村さんの心意気も素晴らしく感じました)
お話の後は機械の説明をしていただきました。
ちょうど新規のマシンは出てしまって古い機械のオーバーホール中だったそうですが
機械の中身が見られるという貴重な体験です。
今はほとんどの機械が電気で制御されていますが、昔は「リレーとタイマー」
で動かしていたとか。その当時の機械がちょうどあったので見せていただきました。
すごい配線です。私は言葉だけ聞いて「リレートタイマー」というものがあるのだと
思っておりましたら、リレーという、コイルに電流を流すスイッチのような部品を
タイマーで制御して自動制御の仕組みを作っているのです。
ちなみに現在は下の写真のように電気で制御しています。
次に新商品、小型NC機を見せていただきました。
ちょうど国際プラスチック展に展示してあったものが戻ってきた状態で、
まさに見本として動いていました。機械の動きはとても綺麗で、見ていて飽きません。
このNC機は、CADソフトで作ったデータをプログラミングして
Gコードに変換(CAM)、し、加工をするものです。
いったいどういうものが作れるのだろうと思っていると、
見せてくださいました。
一番右はじは釣りのルアーです。
今度NC機で部品を作って蒸気機関車をつくりたい、自分で使いこなして可能性
を見つけていきたいと語る薄井さんは本当に楽しそうで、
このお仕事がお好きなのだなと感じました。
薄井さんはまた、同友会で学んだことの実践にも力をいれていらっしゃいます。
経営指針セミナーへの参加に関しては、最初に出た時はよくわからなかった
けれど、経験してから受講すると理解できて楽しい、
自分の会社を見直していくチャンスになるから出てみると良いよ!
と話していらっしゃいました。
今後のお仕事の状況についても、現在タイでおきている洪水や中国などの
動きも交えてお話をしてくださいました。
どんな時でも前向きに、そしてすばらしい発想力で乗り越えていかれる
薄井さんのお話で沢山元気をいただきました。
薄井社長、スタッフの皆さんありがとうございました。
参加された東部のみなさんお疲れ様でした。
参加者 鈴木、澤石、青木、関、黒田、尾島、宇野、吉田(順不同、敬称略)
記録 広報委員 吉田
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第29期(2011年度)の東部地区会
東部地区会 第29回総会
平成23年5月21日(土)18:30~
越谷コミュニティセンターにて、埼玉中小企業家同友会:東部地区会第29回総会が開催されました。
第一部では、木和田会員の司会で2010年の活動報告からスタートしました。
2010年の深津会長の活動報告、決算報告、監査報告がされました。
そして、2011年度は、薄井前会長代行が、新会長として選任されました。
退任された会長、委員長へ薄井会長より感謝状が進呈されました。
予定時間通りに第1部が終了しました。
そして、記念撮影です。
よろしくお願いいたします。
第2部は
=這い上がり=
と題して、オープンハートの会、会長 古市佳央氏の講演。
今、生きていることのありがたさと生かされている人生で、何ができるかを考えさせられた本当に素晴らしい講演でした。
=広報委員会=
東部地区会4月例会報告
東部地区会4月例会報告
東部地区会4月例会が下記のとおり開催されました。
日時:2011年4月21日(木) 18:30~
会場:越谷市中央市民会館
担当:広報委員会
講師・吉田理子氏(企業組合i-casket代表)
テーマ
企業PRデジタルネットワークでつながろう!
以下、担当委員会からの報告です。
今年度締めくくりの例会となりました。
広報委員会が今年度の活動の柱として準備してまいりました「デジタル会員名簿」のお披露目をさせていただきました。
会場でデジタル版用原稿用紙に記入いただき、顔写真の撮影まで終了させようという企画です。
いくつかのグループに別れて、現在登録されているページを見ながら、
吉田講師の説明を聞きます。

原稿用紙記入の中で、多くの方がキャッチコピーに苦労されています。
昨年1月例会で学んだプレスリリースの書き方も思い出しながら、悪戦苦闘!
グループの中でお互いに意見を出し合いながら、助け合いながらの作業は
楽しく刺激的です。
ひとりではなかなか考えつかないキャッチコピーも、みんなの意見に触発されて、良いコピーが浮かんできたようです。
もちろん、WebサイトやEmail、Twitterアカウントも登録できます。
多くの企業が登録することで、検索エンジンの上位を狙うことも可能です。
単なる名簿ではないのです。

県の太田副代表理事、綱島仕事作り委員長にも、ご記入いただき、東部地区会のデジタルネットワークにご登録いただけるようになりました。
みなさまの関心の深さを感じられる例会となりました。
次年度も引き続き、デジタル名簿の充実を目指して頑張ってまいります。
今回東部地区45名、他地区より2名、ゲスト3名、オブザーバー2名、
合計52名の皆様にご参加いただきました。
ご参加の皆様、ほんとうにありがとうございました。
(まだご登録がお済でない方は、早めの登録をお待ちしております)
= 写真撮影:広報委員会 尾島 記事:広報委員会 宇野=
第16回4月度企業訪問
第16回4月度企業訪問
日時 2011年4月28日(木) 午前10時~
場所 ハートバンク株式会社
新緑が目に鮮やかな季節、浦和市大宮区のハートバンク株式会社様を訪問しました。
ハートバンク様は東武野田線大宮公園駅から徒歩10分ぐらい。
静かな住宅街の中にありました。
関口社長が笑顔で迎えてくださいました。
1階のディケア施設では、利用者の方がスタッフと楽しそうに会話されています。
2階の事務所でお話しをお聞きしました。
関口社長が介護をめざされたきっかけは、ボーイスカウトで老人ホームを訪問したときに遡ります。
中学生の時には、漠然と介護に進むことを決めていたそうです。高校2年の時には、介護福祉士の資格を
取るために、専門学校への進学を決心ました。

卒業後5年間は老人ホームで働きましたが、関口さんが考えていた介護とはかけ離れていました。
目と目をあわせ細やかな対応をしている施設は、地方にはありましたが、東京や埼玉には無かったのです。
それなら自分で作ろう!と決意したのは23歳の時でした。
その後5年間は、10箇所の施設で働きながら、独立の準備を進めていきました。
29歳で念願の独立!
しかし、試練の日々が待っていました。半年後にオープンした支店は失敗し、多額の借金が残りました。
体調もくずし、精神的にも追い詰められ、負のスパイラルに取り込まれてしまいました。
この頃は、どうやって逃げようかと現状から逃れることばかり考えていたそうです。

その頃、高校の同級生から同友会を紹介され入会しました。ポジティブな考えに触れ、ポジティブな人たちと
付き合うことで、だんだんと考えも変わってきました。
誰かに支えられている自分に気がつきました。
相手が幸せになることで自分も幸せになると気がついたのです。
事業も持ち直すかと思われた2009年11月に、今度は法令の解釈の誤りで返金を余儀なくされる事態に陥りました。しかもかなりの金額です。
この出来事をきっかけに、介護に携わっている若い経営者と連絡をとりあうようになりました。
そして平成23年1月、仲間といっしょに、「介護維新の会」を結成し、代表に就任しました。
3Kといわれている介護業界を変えたい!キラキラワクワクの介護施設を作りたい!そんな強い想いが伝わってきます。


介護は、病気や怪我と違い、亡くなるまでの人生全体を見ます。だからこそ、地域や行政をまきこんだ活動が
必要です。介護について教科書に載せてほしいと文科省に申しいれたり、学校で子供たちに話したり、将来は国会議員をだすことも考えていらっしゃるそうです。



業界には、そんな新しい動きを快く思わない空気もあり、ブログなどを通じてのバッシングも多いそうです。
しかし、そんなことには負けない強くて熱い想いがあります。
なにがあっても逃げない!、現実から逃げた過去の自分には戻りたくないとおっしゃいます。
そんな関口社長の夢は、「介護の起業家を100人作ること」すでに、3人の起業家が巣立っています。
たくさんの勇気と元気をいただきました。ますますのご活躍をお祈りしています。

関口社長スタッフの皆さんありがとうございました。
参加された東部のみなさんお疲れ様でした。
参加者 藤井、吉川、吉田、宇野(順不同、敬称略)
記録 広報委員 宇野
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第15回 2月度企業訪問
第15回2月度企業訪問
日時 2011年2月24日(金)午前10時~
場所 黒田伝導機株式会社
2月の企業訪問は埼玉県を飛び出した東京都荒川区、
南千住の黒田電動機株式会社にお伺いしました。
黒田伝導機株式会社は機械部品の商社です。
主にベアリング、歯車など各部品に力を伝えていくものから始まり、
最近ではインバーター(電力変換装置)など、取り扱う商品の幅を広げていらっしゃいます。

まずは会議室で創業時からのお話を伺いました。


1950年代に創業、初代であるご祖父様から現在の兼一社長で3代目になります。
2代目は現社長の叔父様にあたるそうです。
会社の若返りということでお父様を通り越して平成20年に社長に就任された黒田さんは、
事業継承に関して随分前から話をがあり、
最初から社長としての薫陶を受けられていらしたそうです。
引き継いだ時期は丁度リーマンショックで景気が落ち込んでいた時。
大変だったけれど、ここまできたら上を見るしかないという思いで
気持ちを固めたとおっしゃっていました。
社員の方々とともに耐えてがんばってきた分、ここのところ効果がでてきたとの
ことですが、その社員の方々の平均年齢は40歳以上。
社長が一番若いという状況の中、先代からの人たちがしっかり
固めてくれるからとの言葉をいただき、とてもすばらしい人材を
お持ちなのだなと思いました。
就任前は営業を担当していらしたという社長は、現在も自ら営業としてまわって
いらっしゃるとのこと。
クライアントは古くからの町工場など、中小企業が多いそうです。
最近鉄の価格が上がってきているので利益率の部分が難しくなっています。
大手メーカーは簡単に値段をあげてくるけれど、その状態をそのまま顧客に
いきなりかぶせることが出来ないのが悩みどころ。
最近はメーカも中間商社をはずす動きが出てきていることも脅威です。
これに対して、提案型の営業など、戦略を立てることが今後の課題とのことです。
大手には価格的にかなわない分、取扱商品の広さなど、
ユーザーとメーカとの間をどうとりもって、立ち回っていくか、
その中にきめこまやかさやぬくもりを盛り込んで行くのは担当する人間の力量
次第だとおっしゃる口調には強い意思があらわれいて、
まさに「人と人、会社と会社のつながり」を大事にされている会社であると感じました。
その後会社の中を案内していただきました。



普段は見慣れない数々の部品が棚に所狭しと並んでいます。
よくよく見ると一つ一つ整頓され、すぐに在庫もわかる状態。
手にとって見てよいよと言ってくださいましたが慣れない私には
「これはナンだろう・・?」というものばかり・・ 本当に部品は面白いです。
最後に気になったものがあったので質問をしました。

これ、何だかお分かりですか?
これは、タイミングプーリーという部品を仕入れて顧客に納品する前に、
「すぐに使えるように」最終調整をするための道具なんだそうです。
タイミングプーリーは部品が分かれて入荷されます。
それをこの道具で1つにするのですが、一つ一つ手作業で行うのです。
これが黒田伝導機の「心」なのだなと温かい気持ちになりました。

黒田社長、社員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
参加された東部のみなさん、お疲れ様でした。
参加者:藤井、薄井、関、吉田(敬称略、順不同)
記録:広報委員吉田
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第14回 1月度企業訪問
第14回1月度企業訪問
日時 2011年1月21日(金)午前10時~
場所 有限会社ユタカ工業所
2011年を迎えて初めての企業訪問は、越谷市大杉の有限会社ユタカ工業所様です。
お仕事は配電盤・分電盤・制御盤などの函体制作。簡単に言うと、金属で箱などを
作る板金屋さんだそうです。
社長は例として「キュービクル」という名前を出されました。
キュービクルとは、発電所から変電所を通して送られてくる6,600Vの電気を100Vや200Vに
変圧する受電設備を収めた金属製の箱のことで、 多くの電気を必要とする商業施設や、
店舗、工場、オフィスビルなど、様々な施設に設置されている小規模変電所といったものだとか。
ですからこちらで作られる製品も家庭用ではなく大きな建物(ビルや学校など)用のもので、
規格品ではない、単品の注文生産をされているということでした。
会社は前社長であるお父様が昭和48年に横川電機株式会社から独立して
創業されました。現社長、鈴木康三郎さんは平成19年に社長に就任されたそうですが、
代を譲られたお父様は、今でもお元気で毎朝出勤されてお仕事をされているそうです。


事務所と工場は、横川コントロール株式会社の敷地内にあります。
もともと横川電機から分社して横川コントロールになったところから
受注しているそうで、設備は横川、従業員は横川とユタカ工業所は別。
ユタカ工業所で作ったものを塗装して、横川コントロールが組み立てるという
流れだそうです。もちろん100%というわけではなく、他社との取引もおありです。
製品の性質上、役所関係のお仕事は年末~3月、学校関係は夏休み中、民間も年度末
とお仕事の量に偏りがあるそうで、まさにうかがったときは作業が立て込んでいる
真っ最中!というところでした。
お話の後は工場内を見せていただきました。
天井の高い建物の中には大きな機械、珍しい機械が並んでいます。


中でも中央に配置された一番大きな機械はスチールやステンレス、アルミなどに大きさ、形を問わず自在に
穴を開けることの出来るもので、ドイツ製。 鉄の塊を削って作り上げるという本体はとても重厚で、
次々と定められた場所に穴を開けていく様子はいつまでも見ていたい程の滑らかな動きでした。


ほかにもまったく力を入れずに鉄板を曲げる機械や、手作業で部品を組みたてる様子などを拝見。
件のキュービクルも見せていただき、やっとそれが建物などでいつも目にしているものだということが
分かりました。


最後に全員で記念撮影。

鈴木社長、社員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
参加された東部のみなさん、お疲れ様でした。
参加者:藤井、澤石、薄井、高橋、中林、黒田、尾島、宇野、吉田(敬称略、順不同)
記録:広報委員吉田
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第13回 11月度企業訪問
第13回11月度企業訪問
日時 2010年11月30日(火)午前10時~
場所 CSリレーション株式会社
今回の企業訪問は、CSリレーションズ株式会社様です。オフィスは越谷市登土町。
新越谷駅と蒲生駅の中間辺りになります。
冬ばれの朝、玄関前には、我々を歓迎するボードの文字。うれしいですね♪
早速、会議室に案内していただき、増田社長からお話をお聞きしました。
23歳で仲間と起業された社長は、平成7年、26歳でCSリレーションズの前身である有限会社クリーンアップサービスを、おひとりで立ち上げました。自宅2階に事務所をおき、借金を背負ってのスタートだったそうです。
現在事業は3本の柱で成り立っています。
1本目はトイレメンテナンスを中心としたアメニティ事業。皆さんは、トイレ診断士という資格をご存知ですか?現在でも全国で110名ぐらいしかいない、貴重な資格です。平成15年にはこのトイレ診断士の資格制度を社内に導入されました。越谷市の公衆トイレや、大手企業のトイレなど、通常業務中にはできない清掃やメンテナンスをてがけていらっしゃいます。
平成15年には、2本目の柱である携帯電話の業界に参入されました。飽和状態のこの業界も、社長にとっては、スマートフォンの登場で新たなる展開が予測できるからこその参入でした。アメニティ事業にはない変化の速さも魅力のようです。現在4店舗に拡大しています。
3本目の柱はi-camera事業。店舗の様子を、低料金で映し出すインターネットのカメラシステムです。防犯用にも役立ちます。これからの成長が楽しみです。
社長が大事にされている経営理念は、1、お客様が喜び、2、社員が喜び、3、会社が喜ぶ=ALL WIN! この理念を繰り返し、繰り返し、社員の皆さんに伝えているそうです。
社員教育にも力を入れていらっしゃいます。その成果は、我々を迎えてくださった社員の皆さんの態度を見れば、一目瞭然です。
新卒の採用は本年からスタートし、これから10年間、毎年採用の方針です。新卒者の教育には時間がかかります。しかし、長い目で見た場合、必ず会社の飛躍的な成長につながるとの強い信念から方針を決定しました。
また、リーマンショック以後の不況こそ、我々中小企業にとっては、優れた新卒者を採用するチャンスだともおっしゃっています。
社員採用に当たっては、必ず社長が立会い、先輩社員が質問に答えているそうです。
同じ価値観を持った人を採用し、経営理念を共有し、一人前に育てていく。
経営理念のファイルにはたくさんのアンダーラインがひかれ、ページは折れ曲がっています。毎日、読み返し、確認されているのが良くわかります。
ピンチはチャンス!どんな状況下でも、強い信念で進んで行くリーダーと同じ価値観を持ってついていく社員の皆様。こちらまで、元気をいただきました。
増田社長、社員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
参加された東部のみなさん、お疲れ様でした。
参加者:藤井、関、増渕、山田、小林、矢沢、栗田、宇野(敬称略、順不同)
記録:広報委員宇野
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広報委員会では企業訪問を実施しております。
我社へ是非!という会員の方。ご連絡お待ちしております!!
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9月度 広報委員会 首都圏外郭放水路見学会
9月度 広報委員会
日時 9月15日(水)午後15時~
場所 江戸川河川事務所 首都圏外郭放水路
夏の暑さもいったん落ち着き、大雨が連日降って気温が下がっていた
9月の半ばでしたが、意外にも晴れ、気温も高かったのがこの15日でした。
今回は趣向を変えて、埼玉県春日部市の国道16号直下・深度50mにある
世界最大級の地下放水路、首都圏外郭放水路(龍Q館)の見学会です。
一番印象的だったのは職員の方々が日ごろお仕事をされている場所。
とても特殊な環境なのでドラマの撮影(ウルトラマンなど)でも使われるとか。
丁度無人のときに撮影した様子は、確かにテレビのセットのようです。
定刻に始まった見学会は、施設の職員の方が案内をしてくださる形で進みました。
まずはVTRによる説明。
首都圏外郭放水路が何故必要であったかを歴史とともに紹介します。
この放水路は、台風・大雨などによる中川・倉松川・
大落古利根川等周辺河川の増水時、
洪水を防ぐため流量容量を超えた水を貯留し、
江戸川に排水するものだそうです。そのため、
地下河川であると同時に巨大な洪水調節池としての機能があります。
この放水路の開通により、洪水常襲地帯であった倉松川流域などで洪水が
減少しているということでした。
私の自宅付近も、昔の大水では大変な被害を受けた場所らしく、
現在の我が家はその時の水の高さまで土を盛って建てられています。
こうした被害が今無いのは、この放水路のおかげであるということを
実感いたしました。
その後、パネルや模型を使った説明。
写真では良く分かりませんが、実際に水が溜まって放水される様子などが
リアルに表現されていて(実際に動きます)とても分かりやすい展示に
なっていました。
その後、施設の屋上に上がり、位置関係を確認。
最後に施設を出て、地下の調圧水槽に入ります。
100段以上の階段をおりていく間は撮影禁止です。
水があり、滑りやすいことや暗いこと、狭いことなどが
理由ですので仕方がありませんが、
広い広い地下の様子を上から撮る事が出来なかったのは
とても残念でした。
簡単な説明の後は10分間の自由行動。
地下トンネルから流れ込む水の勢いを調整するための調圧水槽は、
長さ177m・幅78mの広さがあり、59本の巨大なコンクリート柱が立ち並んでいます。
洪水防止のみが目的であるため、通常時は水を取り込まず空堀状態で、
こうして見学をすることができるのですが、
日常では考えられない空間の中にたったときは本当に
「地下神殿」のような厳かさを感じました。
全員で記念撮影です。
最後になりましたが今回の見学のため、バスを出してくださいました
深津会長に深く感謝いたします。
また、参加された東部の皆様、お疲れ様でした。
参加者:(順不同 敬称略)
深津会長 澤石 三ツ村 関 増渕(2名)加藤
薄井会長代行(2名)鈴木康三郎、黒田
藤井 宇野 吉田
記録: 吉田理子