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第19回3月度企業訪問 

第19回3月度企業訪問

日時 2012年3月27日(火)午前10時~
場所 株式会社 アートエンディング 越谷駅前斎場



3月度は越谷駅から一番近い斎場、アートエンディングさんの《越谷駅前斎場》にお邪魔して西本社長にお話を伺いました。
今年、起業7年目にして、新卒2名を迎えられ、4月には筑波支店を出店されるなど順調な業務拡大を遂げるアートエンディングさんの秘密に迫ります!

斎場横の事務所に上がっていくと、welcomeボードが・・・
さすが[究極のサービス業]と社長がおっしゃるおもてなしの心が随所にちりばめられています。 

 
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「同友会の皆様 お疲れ様です」 メッセージとともに手書きのイラストまで♪
  


事務所横の打ち合わせ会場にてお話を伺いました。

西本社長の快活なお話ぶりにあっという間に皆が引き込まれてしまいました。


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〔まずは起業のいきさつから・・・〕

西本社長のお父様は企業戦士としてご活躍中に激務で体調を崩され、脱サラ後、退職金を元手にフランチャイズで100円ショップを経営されていました。

サラリーマン時代のお父様の背中とその後、経営者としての背中を見比べて、「自分の責任で会社を経営していくおやじって格好良いな・・・」と、高校生の頃には、自分も事業をやりたい!という気持ちが芽生えていたそうです。

しかし、事業をやるとしても、【親御さんの跡を継ぐ】と云うことは考えず、将来の方向を決めるようなきっかけを見つけようと大学在学中、2年間の休学をして30カ国(!)を回られたそうです。そして、その経験を生かし貿易の仕事を始めます。

その後、大学卒業時は就職氷河期。同級生は「就職、就職」と躍起になって就職活動をしている中、世界を見てきた西本社長は日本の成功方程式【良い大学→良い会社に勤め→良い給料をもらって→良い家庭を築く】がバカらしくて見えて結局1社も就職活動せずに卒業したそうです。

しかし、一度目指した貿易の仕事は3.4年やっても生計を立てるまではいかず、このままやっていても20代の貴重な時間を浪費するだけではないか?と最後の賭に出ます。

それが【イラク】への訪問でした。
イラクは戦争が終わった直後で、まだ治安も安定せず、報道関係者でなければ入出国が出来ないほどの状況です。
イラクへの入国はヨルダン経由だったそうですが、
国境で≪イラクに入国後、何があってもヨルダン政府には迷惑をかけません。 すべてを自己責任で行動します≫という誓約書を書かないと入国できませんでした。
当時26歳の西本社長には重大な決断で、さすがにサインをするのをためらったそうです。
しかし、【ここで逃げたら俺の将来はないな・・・】とエイ!ヤーと誓約書にサインしてしまいます。
実際、移動中には盗賊(!)に遭うなど映画の撮影シーンかと思うような危険な状態を経験されているので、どれだけ勇気が要ったことでしょう!

「戦争は終わったので平和だ」という情報のもと入国したにもかかわらず、まだ掃討作戦中で、迫撃砲や銃弾が飛び交い、ホテルの中に流れ弾が飛んでくるほどドンパチやっていたそうです。

そんな中、友人のジャーナリストの紹介で政商の人たちと商談を重ねますが、どうにもあてにならない話ばかり。これでは貿易の話はまとまらないと判断し、残りの日程では色々異文化を見てみようと気持ちを切り替えます。

そして、そこで出会ったのが「お葬式」
ドンパチまだ続いている状況ですので、葬儀は滞在中何度も見かける儀式でした。
イスラム教の葬儀は葬列を組んで墓場まで行って土葬をする。その時にコーランを歌ったり鉄砲を打っていたりと傍から見るとお祭りような・・・しかし、何とも神秘的な光景だったそうです。

まだ若い西本社長は葬儀に1度しか出席したことがなく、日本ではどのような葬儀が行われているのだろう?と帰国後すぐに具体的に調べていきました。

「傷心のご遺族のお気持ちを推し量りながらご遺族の求める最高の葬儀を提供していく」とてもやりがいのある究極のサービス業とわかり、すぐに独立のための修行をはじめました。
独立後のエリアバッティングを考え、あえて遠い江戸川区の葬儀屋さんへ約1年修行に行き、理想と思うお葬式のスタイルを提供するため越谷で起業されました。

〔創業期の苦労・・・〕
創業してから3年間は大変つらかったそうです。
一番最初に葬儀をやったのは、会社設立してから6ケ月後。
その間、色々な営業活動をしていたにも関わらず・・・です。
病院へ行ったり、チラシを1日に1500枚も走って手配りしたり・・・。
なけなしのお金をはたいてチラシを撒いても反響はほとんどなし。

ある時は、病院で亡くなる方が多いので、パジャマ姿の患者さんに変装して病棟へ侵入。
病院の公衆電話のタウンページに自社のチラシを貼り付ける・・・といった(今では笑い話になっているそうです。)びっくりするような営業手法も試されました。
しかし、そこまでしてもほとんど電話は鳴らず、たまの電話もお問い合わせ止まり。
売上が立たないまま経費はどんどんかさみます・・・

そして、起業して1年しない頃にある方のご紹介で同友会を知ることになります。
仲間の経営者から経営の様々な問題について、相談したり、苦労話を聞いたり、経営とはなんぞやといった議論を通し刺激を受けていきました。

〔成長の秘密・・・〕
既存の葬儀業とは違うやり方でないと勝負できないと考えた西本社長は、IT会社に派遣でお勤めになった経験を生かし、同業他社がまだまだインターネットの活用をしていない時期にホームページを自作で作り、充実させていきました。お客様の反応はチラシより良く、お問い合わせの内容をHPに即反映させていき、更にわかりやすいHPへと進化させていったのです。
今ではエリアごとカテゴリーごとにHPが100個位あるそうです。

HPが充実してからは業務は急拡大していき、人も雇い入れました。

既存の葬儀屋さんはエージェント業。様々な業者の仲介役となるため、外注を使えば使うほど費用もかさみがち。そこを、アートエンディングさんは〔内製化〕につとめ、低価格でありながらハイグレードなサービスを提供しています。

他の葬儀会社が、もし、アートエンディングさんの葬儀スタイルを真似しようとしても、面倒くさくてやれない、又は価格が合わない・・等、真似されない経営手法を確立されています。それは、創業当時から考え続けてきた〔仕組み〕です。

内製化には社員教育が不可欠ですが、創業以来7年間、時には厳しい指導があっても1人も辞めずに付いてきてくれているそうです。また、お客様からのクレームは未だに受けた事がないというのも、日頃の社員教育が行き届いている証拠でしょう。

今回お邪魔した打ち合わせ会場には、今まで葬儀をされた方のお位牌が安置された棚があったのですが、朝礼時には全従業員で手を合わせていらっしゃるそうです。葬儀を終えた後もご冥福をお祈りする姿勢に大変感銘を受けました。

〔斎場見学〕
なかなかじっくり見る機会などない斎場ですが、企業訪問の特権で色々覗かせていただきました。
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故人のお好きな食べ物の形のろうそく  清潔で落ち着ける親族控室
                       

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お葬式にまつわるセミナーも開催!



筑波支店が4月に出来、将来的には関西にも支社を置いて展開していきたいという計画を伺いました。
更には海外進出も視野に入れていらっしゃいます。

創業当時は若さとやる気と向こうっ気の強さしかなかったと語る西本社長。
今は自社にしか出来ない葬儀のスタイルを確立され、社長が居なくても業務が回る組織を作りあげています。
〔日本一魅力的な会社にする〕ため社長の理想はとても高く、その理想に向かって今着実に足場を固めているといった印象でした。
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西本社長、筑波支店準備にお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
また、アートエンディングのスタッフの皆様、お忙しい中ご協力をいただき誠にありがとうございました。
参加していただいた東部のみなさん、お疲れ様でした。

 


    参加者  藤井毬子、尾島、黒田、宇野、青木(順不同、敬称略)
    記録   広報委員 青木

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    広報委員会では企業訪問を実施しております。
  我社へ是非!という会員の方。ご連絡お待ちしております!!

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